間違ったクレンジングが目元に与えるダメージとは?
1日のメイクや皮脂汚れを落として、お肌の健康と美しさを守るクレンジング。
クレンジングは美肌を保つために最も大切なケアとも言われていますが、洗浄力が強いため肌への負担も大きいという欠点もあります。
特に顔の中で最も皮膚が薄い目元のクレンジングにはより気を遣わなくてはいけません。
今回は、間違ったクレンジングが目元に与えるダメージと正しいレンジングの手順などを紹介していきます。
クレンジングが目元に与えるダメージとは?
目元や口元の皮膚は、顔の他の部分と比べても薄く繊細です。
また皮下脂肪が少ないため保水力が弱く、乾燥しやすいという特徴を持っています。
乾燥した目元は小じわができやすくなり、悪化することで大きなシワやたるみになってしまうこともあります。
中でも、特に乾燥を引き起こす原因となるのが摩擦です。
目を擦ったりするのはもちろん、クレンジングでゴシゴシアイメイクを落としていく摩擦刺激によっても乾燥は進み目元にダメージを与えてしまいます。
また擦る・引っ張るなどの外的刺激はメラニンの生成を活発にさせ、くすみやクマを発生させてしまうことがあります。
毎日のクレンジングで常にメイクを擦り落としている場合には、目元周りにメラニン量が急増し色素沈着が起きてしまいますし、擦ることでまつ毛が抜けてしまうこともあるのです。
瞼は一度皮が伸びてしまうと治すことが難しく、またシミやシワの改善もとても時間がかかるので、「出来てしまう前の肌をキープする」ことが重要だと言えます。
使い分けが大事! アイメイクをしっかり落とす方法
アイライン・アイシャドウ・マスカラなどのアイメイクはファンデーションと比べ落ちにくく、一般的なクレンジングで他の部分と一緒に洗うとどうしても落とし残りができてしまいますよね。
クレンジングによる目元の摩擦ダメージを最小限に抑えるためには、目元のクレンジング方法を他と分ける必要があります。
具体的にはどのようなメイク落とし方法を行えばいいのでしょうか?
1.アイメイクリムーバーをコットンにたっぷり染み込ませる。
2.目をしっかり閉じ、まぶたの上にコットンを置いて10秒そのまま待つ。
3.まぶたの上に置いたコットンを動かし、アイメイクを優しく拭き取る。
4.綿棒にリムーバーを染み込ませる。
5.コットンを2つに折って目の下に置き、まつげの根元から毛先に向かって綿棒でアイラインやマスカラ残りなどの細かなメイク汚れを取っていく。
綿棒が黒くなったら新しいものに替え、数回に渡りしっかり落としていきましょう。
・アイメイクリムーバー使用の注意点
クレンジングで目元を擦らないために重要なリムーバーですが、洗浄力が高いため肌への刺激も強くなっています。
肌に合ったものを使用するよう心がけ、皮膚の赤みや痛みなどが起こった場合は使用を中止しましょう。
また、リムーバーが目の中に入ることで炎症が起きてしまう場合もあるため、必ず目をしっかり閉じ綿棒など目に触れないよう気をつけることも大切です。
女性を魅力的にみせてくれる「アイメイク」ですが、落とし方を間違えると目元の老化を促進させてしまいます。
アイメイクのクレンジングを見直して、若々しく美しい目元をしっかり守っていきましょう。